2014-01-01から1年間の記事一覧

欲望としてのデザインについて

「日本のデザインー美意識がつくる未来」 原研哉 この本は以前岩波書店の「図書」で連載していた「欲望のエデュケーション」をまとめたものである。掲載当時から折にふれて読んでいたが、まとめて読むとたま違った感想が浮かぶ。デザインについて書かれた本…

「12人の優しい日本人」

もっと早く見ておけばよかった。会議室の話し合いだけで2時間持たせているというのがまずすごい。 それは12人の役者たちが感情豊かにまた、それは違うんじゃないかとかツッコミを入れながら見ることができた。 ただ、陪審員とはこんな風に話だけで決まっ…

「ゾウの時間 ネズミの時間ーサイズの生物学」本川達雄

サイズによる生物の違いを解説した本として有名で、そういえば読んだことないなとおもって読んでみた。 生き物って不思議なんだな〜と改めて思う。それは普段人間しか相手にせず、関わる動物といえば猫くらいしかいないからだろう。 子どもの時は虫かとか捕…

「子どもの貧困Ⅱー解決策を考える」を読了

2008年に出され、日本における児童の貧困の問題を投げかけた「子どもの貧困」の続編に当たるもの。 この本では、貧困の中にいる子どもに対する効果的な対策とは何かを論じている。 特に現金給付と現物(サービス)給付は、そのバランスが大切であると感…